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低酸素トレーニング

低酸素トレーニングの施設が都内に増えているようで、気になっていたので、先日はじめて体験をしてみた

 

日比谷ミッドタウンの中にできたラフィネNEOの中に低酸素トレーニングルームがあり、ロッカー代とは別に、25分で1080円、50分2160円の料金で、低酸素トレーニングを手軽に行なうことができる。

低酸素トレーニングというと、専用のマスクを口元に装着し、いかにも息苦しそうなイメージがあるかもしれないが、トレッドミルが置かれたトレーニングルームそのものが低酸素状態に保たれているので、特別な装備をつける必要はなく、自然な状態で走ることができる。

 

当日、僕はラフィネNEOに到着し、受付をすませると、簡単な問診表のようなものに、その日の体調を記入をした。その後、スタッフが血圧と体内の酸素量を測定してくれ、まだほとんど使われていない、ロッカールームで着替えをすませた。

 

低酸素トレーニングルームに入り、トレーニングの簡単な説明をうけると、スタッフは退出し、僕はトレッドミルのタイマーをセットすると、スタートボタンを押した。

 

正面には大きな姿見があるのだけど、普段、室内でランニングをすることはほとんどななく、自分の走る姿を鏡越しに観ることもないので、低酸素の状況よりもその状況のほうが、僕にとってはとても新鮮だった。自分では真っ直ぐに走っているつもりでも、足先が真っ直ぐに出ていなかったら、少し、ふらついてみたり。なので、はじめは自分のフォームばかりを気にしてて、低酸素という状況をほとんど意識していなかった。

しかし、走り始めて15分ぐらいたった頃からだっただろうか。徐々に全身から発汗し始め、ほんの数分で全身からは大量の汗がどばどばと出た。

これは単純に室内の温度が高かったのが原因とも考えられるが、自分でも驚くほどの汗をみると、やはり低酸素状態が大きく影響していると思わずにはいられなかった。

 

ただ、終わった直後の感触としては、「汗を普段よりたくさんかいたな。」ぐらいだった。でもトレッドミルから降り、低酸素ルームのドアを開け外に出た瞬間、僕は思わずよろけてしまった。自分の意識がどこかにふっと抜けていってしまうような感覚だった。貧血というものを経験したことがないので、比較のしようがないが、貧血の状態にもしかしたら近いのかもしれない。ただ、僕が今までは経験したことのない感覚だったし、すごく、効率の良いトレーニングができたと思った。

 

草津のスパトレイルまで後あまり時間はないが、コンディションを上げて、ぜひ楽しくゴールしたいと思う。

 

 

 

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